子育て・食・運動・環境などを通してご家族の健康・成長を応援します。 セミナーやイベントをフェイスtoフェイスで情報発信。

スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2011年11月08日

「ストロンチウムとカルシウム」 先人の知恵

前回の
「ストロンチウムとカルシウム」
第3号『放射能に対して 先人の知恵を活用する。』


人体の放射能感度について


放射線に対して感度が高いのが乳児~6歳までと言われています。

その理由は、放射線は細胞内の水と反応してヒドロキシラジカルという活性酸素を発生し
その後、DNAと反応して遺伝子変異を起こし正常な細胞ががん化するからです。


ですから、細胞分裂が盛んで育ちざかりの乳児~6歳までがもっとも注意すべきなのです。
(*これは、紫外線対策もまったく同じですね。)


かといって、放射能被曝ですべての人ががんになるわけでは無いのですが、
子どもの放射能感度による発症確率は 大人の3倍とも言われています。
 
逆に、50歳以上の男性は放射能感度が最も低いそうです。



「内部被ばく」と「外部被ばく」とは


「外部被ばく」とは、
外部から放射された電磁波が身体を貫通することによる被曝で、被曝後すぐに病気を発症します。


特に、大量の放射線を照射した場合は、DNAが損傷を受けがんや先天性異常など慢性病を引き起こします。
しかし、外部被曝のみであればその人の身体や細胞組織自体が放射能を持つことはありません。


それに比べ、「内部被ばく」とは、身体の中に放射性物質を体内に吸収してしまうことです。



吸収経路としては、


①空気中の放射性物質を肺から吸い込む。
②放射能汚染された水を飲む。
③放射能汚染された食品を食べる。
④屋外活動で、放射能汚染されたほこりなどを口から吸い込む。
⑤皮膚の傷口などからの侵入等があります。


こうして体内に侵入した放射線は、甲状腺や骨髄など様々な部分に運ばれ放射線を放出し続けます。
体内の放射線は、長期間に亘りがん等の慢性疾患を発症させてしまうのです。



日常生活での対策

①掃除機よりも拭き掃除を。

放射能を塵やほこりと思い、巻き上げないように「水拭き」をしましょう。
特にセシウムは時間が経つとベタベタと取れにくくなるそうです。
壁・家具の上・家電・ベランダなどほこりがたまりやすいところを中心に!
エアコン・換気扇の中も一度掃除しましょう。
掃除するときは、ビニール手袋・マスクは必要。
使用した雑巾は、廃棄しましょう。


②家の周りの放射線のたまり場に注意

1・雨どい
2・鉢植えの土
3・落ち葉
4・道路の吹きだまり
5・ゴミがたまりやすいところ
6・除染されていない砂場


子ども達が近づきそうなところは、水拭き・ゴミ捨て・土の入れ替えをしたりと除染しておきましょう。
またしばらくは、近づかせないことも重要ですね!



長崎の原爆被害時 市民を守った食療法



昔、長崎に原爆が投下された時、塩分を効かした玄米お握りと味噌汁を常食していた人たちが原爆病にならずに助かったという実話があるそうです。

それは、「秋月式栄養学」というものです。


詳しくは、
「長崎原爆記 被爆医師の証言」(秋月辰一郎著、弘文堂・1966年刊)「第4章 死の同心円」の中の「秋月式治療法」を読んでもらうと良いでしょう。


それによると、天然塩と玄米・味噌汁(ワカメ入り)を食べ、砂糖は一切口にしないというものです。


その理由は、
食塩、ナトリウムイオンは、造血細胞に賦活力を与え、砂糖は 造血細胞毒素という考えだったそうだ。
(*ここでいう食塩とは、天然塩のことを言います。)


当時の長崎で爆心地から約2kmの場所で被曝し食事療法で原爆症を発症しなかったというのはすごいですね!


秋月先生ご自身だけでなく 患者さんにも栄養指導をし多くの人命を救ったそうで、後に「医師会最高優功賞」
「西日本文化賞」「朝日社会賞」やローマ法王から「聖シルベステル勲章」などを受賞されています。



今、見直される抗酸化物質


残念ながら現在のところ 放射能汚染の実態は私たちの生活隅々まで厳密には測定されていません。
特に、ストロンチウムについては、今後測定が進んでいくでしょうが、その間にも、子どもたちの身体が心配です。


放射能や紫外線にさらされると体内に過酷な活性酸素を発生させてしまい、その活性酸素は、体内のDNAを傷つけがんをはじめ脳卒中や心筋梗塞などを発症させる原因になることは既にご存じのとおりです。


しかし、私たちの身体(細胞)ではそうした活性酸素に対して「抗酸化酵素」がつくられる仕組みになっているのです。


日々の生活の中でこの 抗酸化酵素を活発に作る食事を心がけることで放射能から身体を守ることができるのではないでしょうか?


抗酸化食品というのは、ビタミン類・ミネラル類・ファイトケミカルで主に野菜・果物など植物性食品に含まれています。


これらの栄養素は、私たちの身体で合成できませんので必ず体外から摂取しなければいけないので
普段から意識して食べる必要がある食品です。


これからしばらくの間、「秋月式栄養学」のように身体を有害物質に対応できるよう食べ物に気をつけてみてはどうでしょうか?


次回は、最近話題の様々な栄養学について紹介していきたいとおもいます。


「身長」と「栄養」は、結びつきがとても深いものです。
放射能が心配だからと冷食や輸入野菜ばかりでは、ミネラル不足になってしまいます。
こんな時こそ、食に対する情報を集め安心して子どもの体格向上に努めていきたいものです。


情報を有している家族とそうでない家族とでは、きっと大きな差が出てくると思います。



ストロンチウム被曝は、身体に十分なカルシウムが摂取されていれば被曝を最小限に抑えることが出来ると言われています。


赤ちゃん~お年寄りの方まで
植物を基材とした栄養機能食品カルシウムは、「マゼカル」 商標登録中
身体に吸収されやすいカルシウムは、コチラ


ただ今、お試しサンプルを無料お届け中!!
お申し込みはコチラから



参考書籍:
これなら安心放射能から身を守るQ&A
放射能汚染どう対処するか?
子どもを放射能汚染から守り抜く方法
放射能汚染本当の影響を考える
放射能物質から身を守る方法
  


Posted by しばやん at 16:29Comments(0)メルマガ