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2015年06月15日

「色素性乾皮症対策」にUVバスターズクリームが・・・。

このたび、小児慢性特定疾患病にも認定されている「色素性乾皮症対策」として、UVバスターズクリームが採用されました。


小児慢性特定疾患病とは、特定の要件のすべてを満たすもののうちから、厚生労働大臣が定めるものをいいます。

18歳未満の児童、もしくは18歳到達後も引き続き治療が必要とみなされるもので20歳未満の方が対象となり、小児慢性特定疾患患者として認定がなされます。


色素性乾皮症は、その中の対象疾患群である「色素体または遺伝子に変化を伴う症候群」に該当します。


日本での患者数は人口1/2万2千人といわれ、現在通院中の方などを加えると、推定約500~1,000名の患者がいると考えられます。


日光によって引き起こされる遺伝子の傷を修復する仕組みに障害があるため、遺伝子の傷が修復されないまま残ってしまい、日光露光部の皮膚にシミがたくさん生じ、皮膚が乾燥し、皮膚がんが生じる病気です。


遺伝病であり、男女の差はなく特にどのような人に多いということはありません。


日本では欧米に比べると頻度が高く、両親のうち両方がこの病気の遺伝子を持っている(保因者)場合、その両親から生まれた子供が発症する確率は1/4となります。


しかし、すぐに皮膚がんが生じるわけではなく、最初のうちは繰り返し日光にあたるうちに、露光部の皮膚にシミが増え皮膚が乾燥します。


10代でシミがたくさん生じ日光暴露量にもよりますが、20代から露光部にがんが生じ始めます。


中年以降皮膚がんが多発して、初めて色素性乾皮症と診断される場合もあります。


また、神経症状として、乳幼児期の身体・言語の発達が遅れる場合もみられ、難聴や転びやすいといった症状が現れたり、10歳を過ぎた頃から神経、知能身体的すべての面で症状が進行します。



残念ながら現時点では完璧な治療法はありません。
しかし、皮膚症状においては、遮光を確実にすることで皮膚がんの発症をかなり防げるようになってきました。


日焼け止めクリームは色素性乾皮症患者さんにとっては、皮膚がん予防には欠かせないものなのです。


そこでこのたび弊社「UVバスターズクリーム」が採用となったわけです。



乾燥しデリケートなお肌には、安全で安心な日焼け止めクリームが必要です。

UVバスターズクリームは食品由来成分でできており、お肌への負担も少なく、汗や水にも強いウォータープルーフ。
日焼け止め効果の持続性も高くしっかりガードできます。


日焼け止めクリームは、日本の医療制度では化粧品の扱いになり、保健の適応はありません。

しかし、地方自治体によっては補助を行っているところもあります。



日常生活を営むのに著しく支障のある在宅の小児慢性特定疾患児に対しては、日常生活用具を給付することにより日常生活の便宜が図られています。

給付の対象となる用具に、紫外線カットクリームも含まれています。

自己負担額はやはり扶養義務者の課税状況により区分されています。


小児慢性特定疾患の医療費助成を受けるためには、地域の保健福祉担当課や保健所などへの申請が必要です。

同じ症状でお悩みの方がいらっしゃいましたら、お住まいの自治体にお問い合わせされてみてはいかかでしょうか。

「色素性乾皮症対策」にUVバスターズクリームが・・・。




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