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2012年11月02日

思い込みが怖い!その熱って本当に風邪ですか?!

~急増する原因不明「不明熱」 ストレスによる心因性発熱と判明~




忙しく頑張りすぎる現代人に、原因不明の発熱「不明熱」が増えているそうです。
体温が上がるだけでなく、全身の倦怠感や集中力の低下で仕事の能率が下がり、
イライラが募るなどの症状が続くのだという。




1990年以降、発熱の機序が解明されたため、これらの症状が感染による発熱とは違い、
「ストレスが原因の心因性発熱」という病気であることがわかってきたようで、
心因性発熱は風邪など感染症による発熱とは違うので、市販の解熱剤は効かない。




九州大学病院心療内科の岡孝和准教授に話では。




「恒温動物が心理的ストレスにより体温が上がることは、
 動物実験では当たり前のこととして知られていました。
 人間もストレスで体温が上がりますが、
 通常37℃を超えることはなく自覚はありません。


 急性や慢性の心理的ストレスによって、
 体温が37℃以上となる場合、心因性発熱と診断しています」




その心因性発熱には3つのタイプがある。


◎1つ目/強いストレスで急に体温が上昇し、ストレスがなくなると熱が下がるタイプ


◎2つ目/慢性的にストレスがかかり、37~38℃の微熱が持続するタイプ


◎3つ目/1と2が合併するタイプ


乳幼児は1タイプが多く、成人は2か3のタイプが多いそうです。




診断は発熱の原因になる身体疾患の有無、
血液検査で炎症反応の有無と解熱剤の効果を検査する。
炎症反応がなく、解熱剤でも熱が下がらない場合は心因性が疑われる。


また、3~6か月前の仕事や生活環境など心理社会的背景を聞き、
ストレスがあるかどうか確認する。


さらに心理的ストレステストで体温が上がればストレス性と診断される。
他にも、てのひらや足底の発汗や不眠も心因性と診断されるポイントになるようです。


今年の冬は、「不明熱」にも十分注意をしてくださいね!





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Posted by しばやん at 12:45│Comments(0)メルマガ
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