カルシウムのイオン化・非イオン化について

しばやん

2012年09月05日 14:16

Q:イオン化カルシウムと非イオン化カルシウムについてどちらが良いか迷っています。

A:カルシウムは腸管から体内に吸収されるためには、イオンの状態でなければなりません。

つまり、カルシウムが吸収される時には必ず、「イオン化カルシウム」の状態になっていて、「非イオン化」の状態では、カルシウムは体内に吸収されません。


◎カルシウムが骨や歯に到達するために、体内でイオン化されたカルシウムが腸管で吸収されて、骨や歯に蓄えられます。
ですからイオン化されたカルシウムは骨や歯に到達せず・・・・という事は医学的に誤った理論です。


◎人体には、身体がカルシウムを必要としている量だけ腸管から吸収されるという自動調節機能が備わっていますので、必要以上に取り込まれることはありません。

必要以上のカルシウムは細胞や血管に沈着することもなく、対外に排出されますから、口から入るカルシウムには摂り過ぎという心配はありません。
細胞や血管に沈着するカルシウムとは、身体がカルシウム不足になることによって、骨から溶け出すカルシウムのことです。


以上のことより、カルシウムを摂取する場合は、イオン化しやすく、腸管から吸収がスムーズに行われるカルシウム(イオン化カルシウム)を摂取することが大事と考えています。

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