「生物時計」って何? 皮膚細胞の再生に影響を与えるのは?

しばやん

2012年12月01日 10:10

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 「生物時計」って何? 皮膚細胞の再生に影響を与えるのは?
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   ~美肌を作るために生物時計を正しく刻もう!~  


『ネイチャー誌』の発表によると、
生物時計(サーカディアン・リズム:約24時間間隔で変動するリズム)が
皮膚幹細胞の再生力に影響することが解明されました。


適正なリズムを保つことで、
組織の早期老化や腫瘍の発達を防ぐ可能性があるという。


今回、生物時計が皮膚の幹細胞の働きを規定することを発見したのは、
スペインのバルセロナにある、最先端の生命科学研究センターCRG
(Centre for Genomic Regulation)の研究グループです。


研究グループは、細胞の再生を規定するBmal1とPeriod1/2という
2つの遺伝子を操作し、
生物時計の乱れが皮膚幹細胞の機能をどのように妨げるかを調べました。


「幹細胞は、古い細胞と新しい細胞を交替させる役割を果たしており、
健康的な組織を維持するには、幹細胞の正常な機能が欠かせない。

つねに外界と接している皮膚は、
紫外線や病原菌などさまざまな有害物質にさらされ、細胞の劣化が激しい。
それゆえ、細胞の再生を担う皮膚幹細胞の働きが特に重要だ。」とのこと。


生物時計は、明るい時間と暗い時間の自然なサイクルに合わせ、
生理学的機能を調整しています。

日中には細胞は危険な紫外線から自ら保護し、
夕方から夜にかけては
損傷した細胞と健康な細胞を交替させる組織の再生を行います。


昼夜のリズムが崩れると、細胞の損傷を増大させたり、再生力を劣らせたりし、
変異したDNAを蓄積する危険性がUP。

これが、細胞の老化と腫瘍の発生を増加させる要因となりうるのだそうです。


暦も12月に入り、2012年もあとわずか。

家族でのんびり過ごせる時間が増える年末年始は、
老若男女問わず、生物時計を崩しがちです。


さらには暖房を効かせた部屋で過ごす時間も増えることから、
どうしても部屋が乾燥しがちになってしまいます。

それではお肌にも悪影響を与えてしまうことに!


年末年始は人と会う機会も多くなるため、
この時期は生物時計を気にしながら


いつもより少し念入りに肌ケアをされてはいかがでしょうか。




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